伊勢新聞

すずフェスが開幕 50チーム総勢1100人が演舞 三重

【力いっぱい踊る踊り子ら=鈴鹿市算所2丁目の弁天山公園で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市算所2丁目の弁天山公園を主会場とした市内4会場で3日、踊りをテーマにした「第26回すずかフェスティバル」(同実行委員会主催、伊勢新聞社など後援)が開幕した。4日まで。

県内中心の50チームが参加。そのうち初出場は4チーム。踊り子総勢約1100人が主会場のほか、サブ会場の白子駅前会場、鈴鹿ハンター会場、そよら鈴鹿白子会場でそれぞれ演舞する。

主会場は屋外のため、ことしは午後の暑い時間帯を避けて2部制で実施。各チームが汗だくになりながら、個性豊かなそろいの衣装でこれまでの練習の成果を披露した。

津市を中心に活動する「波桜」は14回目の出場。小学5年生から32歳の40人が参加し、さるかに合戦をテーマにしたオリジナル曲「煌踊」を力いっぱい踊った。

リーダーの会社員谷口隆太郎さん(26)は「毎年参加を楽しみにしている。エキシビション目指して頑張る」と意気込みを語った。

同実行委員会踊り部会長の西田雄貴さん(37)は「観客もとりこにして、みんなが楽しめるまつりにしたい」と話した。

同フェスティバルは、市の元気を発信するとともに、地域活性化が狙い。2日間で延べ5万2千人の観客を見込む。