青いアマガエル展示 伊勢シーパラ、10万匹に1匹 三重

【常設展示されている青いニホンアマガエル=伊勢市二見町の伊勢シーパラダイスで】

【伊勢】三重県伊勢市二見町の水族館「伊勢シーパラダイス」でこのほど、体の色が青いアマガエル1匹の常設展示が始まり、来館者の人気を集めている。

同館によると、体長約1・5センチのニホンアマガエルで、伊勢市内の田んぼで草刈りをしていた男性が発見し、同館に引き取られた。

通常は黄緑色のニホンアマガエルだが、黄色の色素が限りなく少ないか、全くない状態で生まれる突然変異で青色になったとみられ、その確率は10万匹に1匹といわれている。

飼育員の松本紗希さん(23)は「青いカエルはすごく珍しいのでたくさんの人に見てもらいたい」と話していた。