牛乳パックではがき作り 亀山で親子ら紙すき体験 三重

【紙すきでハガキサイズの紙を作る親子=亀山市御幸町の市立図書館で】

【亀山】三重県の亀山市生物多様性・獣害対策室は3日、同市御幸町の市立図書館で、「紙すき体験講座」を開き、市内の親子6組計15人が参加した。

講座は、子どもの夏休み自由研究として、体験を通じて、木や森が環境にどのような役割をしているのかと、紙のリサイクルを学ぶのが目的。県環境学習情報センター(四日市市桜町)の坂崎由佳環境学習推進員ら2人が講師を務めた。

参加者らは、牛乳の紙パックの表裏を剥がし、真ん中の残った紙を細かく破いてミキサーに入れ、水を加えて液状になった紙を、木枠に取り付けた網ですき、スポンジで水を切った後、アイロンで乾かして、はがきサイズの紙を1人2枚作った。

亀山東小5年生の中野六花さん(10)は「すいたりスポンジで水を切るのが、ちょっと難しかったが上手にできた。はがきはおばあちゃんに出します。内容は秘密です」と話していた。