大小入道描いた作品展示 四日市の日本画3グループ 三重

【作品を紹介する宮崎講師(左)=四日市市の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市内の日本画(墨彩画)グループ「四日市観水会」「峰彩会」「墨楽会」の3講座を主宰する宮崎観峰講師は3日、同市安島の市文化会館で、大四日市まつり協賛展「大入道・小入道展」を開いた。自身と指導する生徒16人の作品32点を展示している。4日まで。

「四日市まつり」や「東日本に元気を!」のたすきをかけた大入道や、長い首を伸ばし、赤い舌を出した正面や斜めから見た大入道。また、水沢茶を飲んでいたり、うちわを振ったり、ウインクをしたりするちゃめっ気たっぷりのこにゅうどうくんが並び、来館者らの目を楽しませている。

3、4両日の大四日市まつり開催に合わせて開催した。宮崎講師(80)は「着物柄のシャープな線を出し、首の陰影で立体感を出すなど、それぞれがうまく表現できた。祭りの帰りに寄っていただけたら」と話していた。