賢島駅に「しまかぜポスト」登場 フレーム切手販売も 三重・志摩市

【「しまかぜポスト」の横でオリジナルフレーム切手などを紹介する(左から)原社長、橋爪市長、根岸支社長=志摩市阿児町神明の賢島駅で】

【志摩】三重県志摩市阿児町神明の賢島駅に1日、大阪、京都、名古屋と賢島を結ぶ観光特急「しまかぜ」をイメージし、青を基調にラッピングされた「しまかぜポスト」が設置された。

10月に市制20周年を迎える志摩市の地域活性化を目的に、日本郵便東海支社と近畿日本鉄道、市の3者が連携して実施した。この日は賢島駅で記念イベントがあり、日本郵便東海支社の根岸一行支社長や近鉄の原恭社長、橋爪政吉市長ら関係者が除幕し、しまかぜポストを披露した。

名古屋市の会社員、梶浦達也さん(53)は除幕式の後、妻へのメッセージを書いた絵はがきを投函し、「しまかぜの特徴をとらえていてすごくいいデザイン。また、はがきを持って志摩に来て投函したい」と話していた。

地域活性化の一環として、伊勢志摩を走る近鉄の車両の写真を使ったオリジナルフレーム切手も1800シート作製し、県内の郵便局で販売が始まった。1シート84円切手10枚で1400円。

しまかぜをあしらった6種類の小型印も用意され、伊勢、伊勢外宮前、五十鈴川、磯部、阿児、阿児賢島の6郵便局で、購入した切手や持ち込んだ郵便物に押してもらえる。

【伊勢志摩を走る近鉄の車両の写真を使ったオリジナルフレーム切手(日本郵便東海支社提供)】