光化学スモッグ予報発令 今年初、桑名など3市町に 三重県

光化学スモッグが発生する可能性が高まったとして、三重県は2日午後1時から同4時まで、桑名市の一部と朝日町、木曽岬町に、県内では今年初となる光化学スモッグ予報を発令した。

県によると、工場や車からの排ガスが太陽の紫外線を受けて発生する大気汚染物質「光化学オキシダント」の濃度が基準値に達したことを受けて発令。気温の上昇なども考慮した。

昨年は5月17日から7月27日にかけ、桑名市や四日市市などに計3回にわたって予報を発令していた。光化学スモッグの発生により、喉に痛みなどが出る可能性があるという。

環境共生局は「気温の上昇に加えて日射量が多いなどの気象状況になった場合は、再び予報を発令する可能性がある。発令時は屋外での激しい運動を控えてほしい」としている。