伊勢型紙の技法で彫型画 桑名で教室生徒作品展 三重

【生徒らの力作が並ぶ店内=桑名市新屋敷の喫茶フォレストで】

【桑名】三重県桑名市新西方のJEUGIA(ジュージヤ)カルチャーセンター桑名の「伊勢型紙 彫型画教室」で学ぶ生徒らによる作品展が2日、同市新屋敷の喫茶フォレストで始まった。31日まで。木曜休み。

同教室は10年ほど続いているが、作品展を開くのは今回が初めて。生徒4人と講師を務める加藤由貴子さん(82)=同市川口町=、伊藤誠さん(76)=東員町山田=の両講師が、伊勢型紙の彫刻技法を応用した彫型画の作品20点を出品した。

店内には、浮世絵や鳥、ホオヅキ、タツノオトシゴなどを題材にした力作が並ぶ。長年彫型画に取り組んでいる生徒ばかりで、加藤講師は「細かいところまで、丁寧に表現できている」と褒めた。