個性豊かな力作30点 鈴鹿で彫刻家6人作品展 三重

【個性豊かな力作の数々=鈴鹿市飯野寺家町のスズカ画廊で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市芸術文化協会彫刻部会所属の会員6人による作品展が2日、同市飯野寺家町のスズカ画廊で始まり、彫刻作品約30点を展示した。4日まで。

6人は市内中心の20―90代の彫刻家で、長谷川八壽雄さん=同市寺家3丁目=、長谷川八兄さん=同=、前川和司さん=同市長太旭町=、上原正廣さん=同市自由が丘3丁目=、鈴木律子さん=同市三宅町=、福住瞳美さん=津市河芸町=。いずれも市展無鑑査などの実績を持つ実力派。

これまでの作品の中から1人2―8点出品。丸太を切り出して鎖状に表現した作品、亡き母親を思いながら石こうで仕上げた胸像、シマウマや象など動物の親子をテーマにした発泡スチロール製の作品など、個性豊かな力作の数々が並ぶ。

出品者の1人、上原さん(74)は「素材が違う多彩な作品が展示してあるので、楽しんでもらえるのでは」と話していた。