鈴鹿四日市道路早期整備を 期成同盟、国交省へ要望書を提出 三重

【要望書を手にする吉岡国土交通事務次官(中央)とその左右の森市長、末松市長(鈴鹿市提供)】

三重県の鈴鹿四日市道路建設促進期成同盟会(会長・末松則子鈴鹿市長)は7月31日、東京都の国土交通省を訪れ、鈴鹿四日市道路の早期整備に向けた支援を求める要望書を提出した。

末松市長のほか、副会長の森智広四日市市長、いずれも同会顧問の田中彩子鈴鹿商議所会頭、小川謙四日市商議所会頭が参加。中川康洋衆院議員森由起子衆院議員も同行し、吉岡幹夫国土交通事務次官、佐々木俊一道路局次長に要望書を手渡した。

末松市長は「7月9日には都市計画事業として承認告示され、事業を進めると聞いている。鈴鹿四日市道路は中勢バイパス、北勢バイパス、鈴鹿亀山道路とあわせて災害時の代替道路ともなる重要な役割をするため、早期整備をよろしくお願いしたい」、森市長は「県内の製造品出荷額は鈴鹿市と四日市市をあわせて4割を占めている。国道1号や国道23号の渋滞緩和のためにも一日も早い開通をお願いしたい」とそれぞれ話した。

要望書を受け取った吉岡国土交通事務次官は「事業は進んでいると思うが、目に見えるようしっかり取り組んでいく」、佐々木道路局次長は「今後、用地調査などを進めると聞いているので頑張って進めたい」とそれぞれ答えた。