【津】水彩画教室「四季の風」を主宰する小川洋一さん(71)=三重県津市緑が丘一丁目=の個展「四季の風景水彩画展」が、同市一身田大古曽のアルファ2階大会議室で開かれている。透明水彩で描いた県内外の風景17点を展示している。29日まで。4日を除く土日祝日と13―16日は休み。入場無料。
小川さんは会社員時代の50代に絵を描き始め、福岡市を拠点に活動する水彩画家、ならざき清春氏に師事。13年前に自身の教室を開き、津、伊賀、松阪などで指導している。県内各地で個展を開いており同所では初めてとなる。
残雪の白馬と麓の集落を描いた「青鬼集落」、太陽を雲が覆う「堀坂山」、上からの構図の「たんぽぽ野原」などがある。
小川さんは「絵は創作物で自分なりのメッセージを置き換え絵にしている。透明水彩ならではの空気感を感じてもらえたら」と話した。
4日午後1時半―同4時半、同所で自由に描ける「水彩画お絵かき教室」を開く。小川さんのライブペインティングもある。事前申し込み不要。