「甲子園で何度も校歌を」 壮行会で菰野高野球部が健闘誓う 三重

【三重大会の優勝旗を掲げて全国大会壮行式会場を退出する菰野の山口主将=菰野町の同校で】

兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で今月開かれる、第106回全国高校野球選手権大会に、三重県から出場する県立菰野高校硬式野球部の壮行会が1日、三重郡菰野町大字福村の同校で開かれた。

7月5―29日に開催の三重県大会で2008年以来16年ぶり3回目の優勝を果たした。7日開幕の全国大会で、春夏通算4度目の甲子園で初勝利を目指す。

壮行会は在校生や保護者、卒業生、行政関係者など200人以上が集まった。森健人校長は「これまで関わったいろいろな人の支えがあっての優勝。感謝の気持ちを忘れず(甲子園で)力いっぱいプレーしてください」と激励した。

初戦の相手は4日の組み合わせ抽選会で決まる。3年生の山口拓真主将は「甲子園で何度でも校歌が歌えるよう頑張ってきます。応援よろしくお願いします」とあいさつした。