公衆トイレきれいに「良かった」、「どんぐりの家」児童清掃 津の久居駅東口

【デッキブラシでトイレの床を磨く児童ら=津市久居新町で】

三重県津市の広域型学童保育「どんぐりの家」の児童が31日、同市久居新町の久居駅東口緑の風公園の公衆トイレを清掃した。市内2カ所の学童施設に通う6小学校の5、6年男女児17人がトイレの床や壁、洗面台などを磨いた。

児童はデッキブラシやメラミンスポンジなどの道具を手に担当の場所につき、便器の汚れを落とし壁や洗面台を磨いた。水を流して床をこすり、隅に張ったクモの巣を落とした。

市立立成小5年の稲森愛花さん(10)は「汚れてる所をきれいにするのは大変だけど皆で協力できて楽しい」、市立戸木小6年の澤村龍星さん(12)は「一つ一つきれいにするのは疲れるけどきれいになるとやって良かったと思う」と感想を話した。

夏休みに環境や社会貢献の意識を高める目的で平成30年から実施する活動で住宅設備会社リクシル三重支店と共催。清掃後は同支店で便器と同じ素材で泥団子作りを楽しんだ。