高校生らが看護体験 三重看護専門学校でオープンキャンパス

【ハンドマッサージで交流する参加者(右)と学生=津市島崎町の三重看護専門学校で】

【津】津地区医師会が運営する三重看護専門学校(津市島崎町、今野信太郎校長)は27日、同校でオープンキャンパスを開いた。現役学生による看護体験やアロマハンドマッサージ、カフェなどがあり、県内各地の高校生の親子ら約80人が参加した。

看護への関心を高め進路選択に役立ててもらおうと開催。参加者は全体ガイダンスで同校の理念「和顔愛語(わげんあいご)」の意味や授業のカリキュラム、行事などの説明を聞いた後、1、2年生の案内で実習用の人形の瞳孔に光を当て反応を確認する対光反射などを体験した。

血圧測定やハンドマッサージのブースでは学生と参加者が一対一で交流。志望の動機や授業の内容など会話を弾ませた。

3年続けて参加した私立高田高3年の片岡磨希さん(17)は「この学校は学生さんが皆優しく温かみがある。ここで助産師を目指したい」と話した。ハンドマッサージを担当した2年の松本唯花さん(20)は「来た子が将来どうなりたいか想像できるよう自分の体験を伝えたい」と話した。

第2回オープンキャンパスは8月4日午前10時―午後0時半の予定で、参加希望者は同校ホームページの予約フォームから申し込む。