科学の楽しさ子どもらに 四日市でスミセイアフタースクール授業 三重

【大気圧の実験に見入る児童ら=四日市市下さざらい町の大矢知地区市民センターで】

【四日市】住友生命が全国の学童保育や放課後子ども教室を支援する「スミセイアフタースクールプロジェクト」が24日、三重県四日市市下さざらい町の大矢知地区市民センターで開かれた。大矢知第1・第2・第3学童保育所を利用している児童たちが、科学の魅力を伝えている「理科教育研究フォーラム」代表の松延康さんによる出張授業を受けた。

3カ所の学童保育所から小学1年―4年の37人が参加。「いのちかがやくサイエンス」をテーマにした授業で、実験や体験を通して科学の楽しさに触れた。

ワイングラスを使った大気圧の実験では、松延さんがグラスに青い液体を注ぎ、ゴムのふたをのせた。グラスを逆さまにしても液体はこぼれず、児童たちは驚いていた。化学反応を利用したアクアドーム作りにも挑戦した。

参加した大矢知興譲小学校4年の上田成実さん(9つ)は「実験を見て初めて分かったこともあって、とても楽しかったです」と話した。