赤やピンクの大輪 津・レッドヒルヒーサーの森でタイタンビカス見頃 三重

【大きな花を咲かせるタイタンビカス=津市高野尾町のレッドヒルヒーサーの森で】

【津】三重県津市高野尾町の赤塚植物園が運営する里山庭園「レッドヒルヒーサーの森」で、花径が20センチを超える同社オリジナル品種「タイタンビカス」が見頃を迎えた。赤やピンクの大輪の花が次々に咲き、訪れる人を楽しませている。

タイタンビカスは大型の宿根性ハイビスカスで、同社がアメリカフヨウとモミジアオイを交配して開発し平成21年から販売している。人の顔ほどもある大きな花が特徴で、盛夏に楽しめる品種として人気がある。

同庭園では約10種を栽培しており、今年は園内の花壇約120平方メートルにピンク色の「レイア」を中心に約60株を地植えしたほか「いこいの広場」に真っ赤な「フレア」の鉢植え約30株を並べた。

同社ガーデン事業部課長でグリーンアドバイザーの三枝二郎さん(51)は「今が最も花が多く、次々に咲くので8月中旬頃までが一番の見頃」と話した。

入場料は9月末まで500円。木曜定休(8月15日―9月12日は土日祝日のみ営業)。問い合わせは同庭園=電話059(230)7789=へ。