伊勢新聞

知事の政治資金パーティーに300人 四日市で「県政報告会」

【一見知事の政治資金パーティーに出席する支援者ら=四日市市安島1丁目で】

一見勝之知事が代表を務める政治団体「三重の明日を拓く会」は24日、「県政報告会」と題した政治資金パーティーを都ホテル四日市(四日市市安島一丁目)で開き、支援者ら約300人(主催者発表)が出席した。

一見知事の講演と意見交換の二部構成。日本トランスシティ特別顧問で世話人代表を務める小林長久氏のあいさつなどを報道陣に公開し、一見知事の講演や意見交換は非公開とした。

小林氏は冒頭のあいさつで、能登半島地震の被災地支援や半導体産業の振興策、県の魅力発信などを例に、一見知事の手腕を評価。「ますますの活躍を祈念している」と語った。

会場で出席者に配布したパンフレットでは、知事就任後の一見氏の動きを紹介し、中国・南宋の役人、文天祥の歌にある「正気(せいき)」を強調。「天地の間にあると考えられる、おおらかで正しい、公明な気力」と解説した。

同会によると、一見知事の政治資金パーティーを開くのは、令和3年9月の知事就任以降で5回目。うち北勢では3回目となる。来春には中南勢での開催を予定しているという。