コロナ感染4週連続で増加 先週の三重県内状況、手足口病「引き続き多い」

三重県は24日、先週(15―21日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者数は平均13・49人で、前週から49%の増加。4週連続で増えた。

県によると、県内の1日あたりの新規感染者数は前週より約290人多い約860人と推計される。入院患者数は前週同一曜日比78人増の323人。うち2人が重症という。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名28・6人▽四日市9・5人▽鈴鹿7・6人▽津7・09人▽松阪10人▽伊勢16・55人▽伊賀15・13人▽尾鷲20人▽熊野6・5人―となった。

また、21日までの1週間で報告された手足口病の患者は、1医療機関あたり平均27・56人。前週比18%減で11週ぶりに減少しつつ、7週連続で警報レベル(5人)を上回っている。

感染症対策課は新型コロナについて「4週連続で増加し、感染拡大の局面にある」とし、手足口病については「患者数は減少したが、引き続き多い」と説明。換気や手洗いなどの対策を呼びかけている。