夏の交通安全県民運動、死亡事故1件 三重県警が期間中の状況発表

三重県警は22日、夏の交通安全県民運動(11日―20日)期間の県内交通事故発生状況を発表した。死亡事故は前年と同じ1件で死者は1人だった。

県警交通企画課によると、亀山市の国道で、軽乗用車と大型トラックが正面衝突。軽乗用車を運転していた女性=当時(75)=が亡くなった。

また、死亡事故を含む人身事故は前年比24件減の62件で、負傷者は同32人減の75人。飲酒運転による人身事故は同2件増の2件発生した。

期間中の交通指導取締件数は前年から359件増の5592件。一時不停止が最も多く、449件増の1489件だった。

同課の原晋也交通安全対策室長は「子どもや高齢者が被害に遭う事故が多く発生している。夏休み期間に入ったので、子どもたちの安全に配慮した運転をしてほしい」と呼びかけている。