子ども食堂に石川産菓子寄贈 ダイナム鈴鹿店、能登被災地支援で 三重

【目録を手にする岡田理事長と藤本アシスタントマネジャー(右)=鈴鹿市白子駅前の子育て応援館はぐはぐで】

【鈴鹿】鈴鹿市算所町のパチンコ店、ダイナム三重鈴鹿店(春日井均ストアマネジャー)はこのほど、同市白子駅前の子育て応援館はぐはぐで、子ども食堂りんごの家(岡田聖子理事長)に、能登半島地震の被災地支援として石川県産の菓子120個(計1万440円相当)を寄贈した。

ダイナム本社=東京都荒川区、保坂明社長=は地域貢献の一環として、子ども食堂の支援と能登半島地震の被災地支援を全国的に展開。今回は物的支援として総額約120万円分の石川県産菓子を購入し、全国41都道府県計152カ所の子ども食堂に届ける計画という。

鈴鹿店は従業員が定期的にりんごの家のボランティア活動に参加し、子どもたちと交流を深めている。

20日、同館を訪問した藤本将人アシスタントマネジャー(32)は、集まった小学生以下の約20人を前に、紙芝居で同社が寄付や災害ボランティアなどで被災地支援に取り組んでいることを説明。その後、岡田理事長に目録を手渡した。

目録を受け取った岡田理事長は「被災地支援について知ることは子どもたちにとっても勉強になる」と謝辞を述べた。

藤本アシスタントマネジャーは「地域共生を目指して今後も頑張る。双方の支援つなぐことができて良かった」と話した。