【亀山】亀山の市民団体「戦争遺跡に平和を学ぶ亀山の会」(服部厚子代表)は27、28の両日、三重県亀山市御幸町の市立図書館で、「第2回ピースフェスタ・平和を考える市民のつどい」を開催する。午前9時―午後5時。入場無料。
同フェスタは、同館内多目的室と文化情報プラザの2会場で、紙芝居「はだしのゲン」をスクリーンに投影し、上演する。また、終戦間際、亀山駅近くで米軍による列車銃撃で多くの国民が命を奪われた「亀山列車銃撃」を伝える「朗読劇」のほか、同市内の戦争遺跡を紹介するパネルを展示する。
一方、8月2日には、「亀山列車銃撃」のあった、昭和20年8月2日に合わせて、銃撃事件近くの同市天神町の中村公民館で、「亀山若手僧侶の会サンガ」が当時40人以上が亡くなった人らをしのぶ「追悼法要」が営まれる。午前9時半―同10時半。
服部代表は「命の尊さと戦争の悲惨さを思い返し、平和への誓いを確かなものに」とし、「いま一度、平和を考える図書館での催しと、追悼法要に参加を」と呼びかけている。
問い合わせは服部代表=電話090(5629)7162=へ。