パリ五輪パラ、津出身4選手を応援 市が特設コーナー設置 三重

【パリ五輪に向けて設置された選手の特設コーナーや垂れ幕=津市役所1階ロビーで】

【津】パリ2024オリンピック・パラリンピックに向け、三重県の津市の前葉泰幸市長は22日の定例記者会見で、市出身の出場選手4人の応援事業を発表した。市庁舎などに特設コーナーを設置したり、パブリックビューイングを設けたりする。

出場するのはオリンピック卓球の戸上隼輔選手(22)、同体操の杉野正尭選手(25)、岡村真選手(19)、パラリンピック陸上競技の前川楓選手(26)。

本庁舎1階ロビーの特設コーナーには選手の写真を展示するとともに、プロフィールや競技スケジュールを紹介。応援ノートも設け、各選手へのメッセージを募集している。市スポーツ振興課によると、ノートは試合前に本人に渡せるかどうかは未定としつつ、何らかの形で届けたいとしている。

ほかにもに等身大パネルや垂れ幕、懸垂幕、のぼり旗などを掲げ、盛り上げている。

パブリックビューイングは戸上選手と杉野選手で予定。戸上選手は同市西丸之内の津リージョンプラザお城ホールで、来月6日か7日のいずれかで開催の卓球男子団体準々決勝で実施する。詳細は決定次第、市ホームページで告知する。

杉野選手は同市安濃町東観音寺のサンヒルズ安濃ハーモニーホールで、今月30日に実施の体操男子団体決勝で行う。いずれの会場も入場無料で応援グッズを配布。事前申し込みは不要。

【戸上選手とのツーショット写真を掲げる前葉市長=津市役所で】

前葉市長は戸上選手が小学生時代に一緒に卓球をした際の写真を披露。その上で、各選手について「小さい頃から地元で親しまれてきた選手」と述べ、「ぜひ市民のみなさんに応援してもらい、楽しい夏になればと思う」と呼びかけている。