伊勢新聞

「鈴鹿の夏が来た」8耐、延べ5万6000人が熱狂

【コースを疾走するマシンを応援する観戦客=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットレーシングコースで】

【鈴鹿】国内最大級の二輪耐久レース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」が21日、三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで閉幕した。3日間で延べ5万6千人(主催者発表)のモータースポーツファンが観戦し、ライダーらの熱い走りを応援した。

前年より1万4千人増加。同サーキットを運営するホンダモビリティランドの斎藤毅社長は「レースの話題性が高かったことや招待施策をはじめとする若者向けの取り組み効果で、多くの来場があったことをうれしく思う」とコメントした。

決勝のこの日は3万人が観戦。ことしで3回目の観戦という大津市の会社員山口勇人さん(21)と松下茉紀さん(21)の2人は、8耐の魅力について「初めて来た人も楽しめる祭りっぽい雰囲気が好き」「8耐が始まると夏が来たという感じがする」とそれぞれ話した。