税の案内文書を誤送付 桑名県税事務所 三重

三重県は19日、不動産取得税の減額手続きに関する案内文書を、本来とは異なる県民に送付するミスがあったと発表した。これにより、県民1人の個人情報が漏えいしたとしている。

県によると、この文書は、桑名県税事務所が今月10日に郵送。送付先とは異なる男性の氏名や住所、電話番号のほか、この男性が取得した不動産の面積や種別などを記載していた。

文書を受け取った県民が17日、事務所に指摘して発覚した。担当者が処分するはずの文書を未記入と誤解して使ったことが原因。事務所は文書を回収し、男性に謝罪したという。

桑名県税事務所は「個人情報が漏えいしてしまったことを深くおわびする。発送する文書の種類だけでなく、内容に誤りがないかも確認するなど再発防止を徹底する」としている。