【四日市】三重県の四日市労働基準監督署は19日、労働基準法違反と最低賃金法違反の疑いで、四日市市清水町のリネンクリーニング会社「響四サービス」と男性社長(48)を書類送検した。
送検容疑は令和4年8月に退職した女性外国人技能実習生(46)の貯蓄金約600万円を返還せず、同年2月―6月、別の従業員6人に定期賃金計約300万円を支払わなかった疑い。
同署によると、従業員からの申告で発覚。同社は当時、資金繰りが悪化していたとみられ、今年4月ごろからは操業を停止していた。同署は認否を明らかにしていない。