自転車通学にヘルメットを 亀山高6人が呼びかけ 三重

【自転車通学の生徒にヘルメット着用を呼びかけるリーダー(右側)ら=亀山市本町1丁目の交差点で】

【亀山】高校生に模範的な自転車運転と交通安全の大切さをアピールする「セーフティ・バイシクルリーダー」に三重県警から委嘱された県立亀山高校のリーダー6人は19日、亀山市本町1丁目の同校校門前交差点で、自転車交通安全啓発活動を実施し、自転車通学をする生徒らにヘルメットの着用を呼びかけた。

亀山署交通課と亀山地区交通安全協会、市防災安全課から計九人が協力した。

リーダーらは、通学する生徒らに「ヘルメットは自分の未来を守るため」と書かれたチラシと自転車の車輪に取り付ける反射材を手渡し、「自転車に乗るときはヘルメットを着用して」、「交差点の横断歩道で人が渡っている時は、自転車から降りて渡って」と呼びかけた。

今年4月からリーダーの一員となった、1年生の上野瑞生さん(16)は「毎日自宅から、自転車で通学している。この活動を知り、自分も役に立てればと入会した」と話した。

全校生徒587人のうち、自宅から学校、最寄りの駅まで自転車通学をしている生徒は約7割という。

7月18日現在、同署管内の自転車人身事故件数は5件。内訳は高校生2人、中学生2人、高齢者1人。