ネコをモチーフに200作品 「猫にくびったけ展」始まる 三重・四日市

【ネコをモチーフにした作品を楽しむ来場者=四日市市安島の山画廊で】

【四日市】三重県四日市市安島の山画廊で19日、「猫にくびったけ展」が始まった。30人の作家が手がけた愛らしいネコたちをモチーフにした作品約200点を展示販売していて、訪れる人たちを楽しませている。8月4日まで。月・火曜は休み。

木彫りの鳥「バードカービング」をつくる津市豊が丘の小松康成さんは、サーフィンをする木彫りのネコを出品した。絵画、七宝焼のブローチ、布小物、ぐい飲みや陶器のオブジェなどがずらりと並び、会場はネコ好きでにぎわっている。

夏恒例の人気の企画展で、今年で10回目を迎えた。県内だけでなく、これまでに遠いところで東京都や岡山県など県外から訪れた人もいたという。

各地のギャラリーや画廊を巡っているという津市南丸之内の髙橋雅士さん(73)は「こんなにネコの作品がたくさん集まった展示会は、他で見たことがない。気に入った絵も購入できて、満足しました」と笑顔で話した。