【伊勢】三重県警伊勢署はこのほど、自転車用のヘルメット着用を呼びかける「ヘルメット着用推進アンバサダー」に、伊勢市の県立伊勢工業高校生6人を任命した。
夏の交通安全県民運動の一環として、玉城町であった啓発イベントの中で、松岡善則署長が同校生徒会の6人に委嘱状を手渡した。自転車用ヘルメットも贈られた。生徒らは警察と協力し、地域の啓発行事で呼びかけたり、登下校時など自転車に乗る際にヘルメットを着用し、模範となることで若い世代に着用を促す。アンバサダーの任命は管内では初めて。
藤田卓文交通第一課長は「ほかの世代と比べ、高校生のヘルメット着用率はとても低い。命を守る大切なアイテム。若い世代の着用率向上につなげたい」と話した。