市民ら「灯おどり」練習 亀山市納涼大会に向け 三重

【ボンボリを手に持ち「亀山音頭」と「亀山小唄」を踊る市民ら=亀山市東御幸町の市文化会館で】

【亀山】三重県亀山市若山町の亀山公園で8月11日に開催する夏の風物詩「亀山市納涼大会」(同実行委員会主催・伊藤峰子会長)に向け、市民らが踊る「灯おどり」の練習会が17日夜、同市東御幸町の市文化会館であった。市民ら約80人が参加した。

練習会は、市商工観光課が多くの市民が踊りを覚えて納涼大会の市民総踊りに参加し盛り上げる狙いで企画。同館が協力した。19、23、28、30の4日間、いずれも同館で午後6時から予定している。

練習に先立ち伊藤会長は「灯踊りの振り付けを覚えて、大会当日は友人や知人にも声かけして、皆で楽しく踊りましょう」とあいさつした。

灯おどりに関わる日舞「内田流寿好会」の丹羽良子さんら4人が、ぼんぼりを手に持ち踊る「亀山音頭」と「亀山小唄」の2曲の灯おどりの手の振りと足さばきを指導。川崎滝寿会による三味線と歌に合わせて踊りを練習した。

また、当日踊る「石水渓音頭」と「関ふれあい音頭」、「炭坑節」の3曲も丹羽さんらの指導で練習した。

同市安坂山町の市川恵洋さん(71)は「8月14日に開催する、地元の盆踊りで踊るため、細かい動作を覚えにきた。もちろん亀山の納涼大会でも踊るつもり」と話していた。