薬物乱用は「犯罪」 亀山ライオンズクラブ、中学生に防止呼びかけ 三重

【亀山】亀山ライオンズクラブ(石井身佳子会長)は18日、同市西丸町の市立亀山中学校で、1年生199人を対象に、「薬物乱用防止教室」を開いた。同教室は、同クラブの薬物乱用防止委員会が中心となり、夏休み前に毎年、開いている。

石井会長は「若い世代にも広がっている薬物乱用の恐ろしさは、心と体に悪影響を及ぼします。薬物乱用はなぜ駄目なのかをしっかり学んでください」とあいさつした。

同クラブ役員で同校PTA会長の森英之氏(55)が講師を務め、「覚醒剤や大麻などの違法薬物は、たとえ1回だけの使用でも乱用となり、同時に犯罪。甘い誘いにはきっぱり断ること」と呼びかけた。

1年生を代表して駒田眞士さん(12)は「たった1回でも薬物を使用すると依存症になることが分かった。絶対薬物を使用しません」と感想を発表した。