【四日市】建設業の「塩浜運送」(三重県四日市市塩浜)と百五銀行は18日、「百五SDGs私募債(寄付型)」を活用し、同市の県立四日市中央工業高校にスポットクーラー一台を贈った。
同私募債は、発行手数料の一部で物品を購入し、発行企業が指定する学校や団体などに寄贈する仕組み。同社には同校出身の社員が1人いて、工業高校で学び社会に出る生徒たちの将来に期待を込め、寄贈先に選んだ。
同校であった寄贈式では、塩浜運送の小川喜美子社長が「生徒たちに少しでも良い環境の中で学んでもらえるよう力になれれば」と述べ、小倉礼校長に目録を手渡した。
スポットクーラーは自動首振り装置を内蔵し、キャスター付きで移動ができる。小倉校長は「実習授業や体育館での行事の際に活用したい」と感謝した。