【津】第22回「三重県喫煙環境を考える会」連絡協議会(会長・福田和義県たばこ販売協同組合理事長)が17日、津市羽所町のホテルグリーンパーク津であった。県内のたばこ販売業者、国県市町の議員、関係団体の代表ら計約90人が出席した。
喫煙者と非喫煙者の共存とよりよい喫煙環境の実現を目的に平成15年から開催。福田会長は「たばこを取り巻く環境は厳しさを増し、行き過ぎた喫煙規制は飲食店や葉たばこ生産者に大きな影響を与えている。開かれた場での議論を願う」とあいさつした。
本年度の活動として、吸わない人に配慮した喫煙場所の確保や20歳未満喫煙防止キャンペーンなど4項目を承認した。
また本年度総務省が、望まない受動喫煙防止のため地方たばこ税を活用した分煙施設の整備を促進するよう自治体に通知している件について事務局が説明。観光PRや防災の機能を備えた喫煙所など県内外の事例を紹介した。
4班に分かれての分科会では総務省通知を踏まえ、各市町の課題について意見を交換した。