「命守る」横断旗500本寄贈 鈴鹿市に中勢自動車学校 三重

【鈴鹿】三重県鈴鹿市寺家6丁目の中勢自動車学校(櫛田拓真社長)は17日、黄色の横断旗500本を同市へ寄贈した。交通安全対策と社会貢献活動の一環として、ことしで21回目。

来庁した櫛田社長は「毎年500本ずつ寄贈し、昨年1万本になった。20年の節目を終え、新しい気持ちで一層、交通安全教育に取り組んでいく」とあいさつし、廣田隆延教育長に目録と横断旗を手渡した。

目録と横断旗を受け取った廣田教育長は「横断旗を活用し、子どもたちに命を守る指導をしていく」と謝辞を述べた。

寄贈された横断旗は市内公立幼稚園5園、小学校30校、中学校10校にそれぞれ配布する。

市教委によると、令和5年度に報告があった市内小中学生の交通事故件数は75件だった。