伊勢新聞

○×クイズで防災学ぶ 四日市の協議会、園児に講義 三重

【○×クイズに挑戦する園児ら=四日市市桜台の桜こども園で】

【四日市】三重県の四日市市桜地区自主防災協議会(川野義昭会長)は17日、同市桜台の桜こども園(深川麻奈美園長)で「防災出前講座」を開いた。同協議会の女性防災隊「桜ずきんちゃん」の髙橋惠美子代表ら防災士6人が、紙芝居や○×クイズなどを通して、園児らに災害時の注意点を話した。4、5歳児43人が受講した。

園児らは、忍法ダンゴムシのポーズで机の下に隠れるなど、地震に備える紙芝居「にんじゃせんせいいざまる」を観賞。「救急車を呼ぶ番号は119番」「火事を見つけたら逃げる」などの○×クイズに挑戦し、隣同士で正解を大喜びするなどして盛り上がっていた。

また、歌「こわがりヒーロー~地震に備えようバージョン」の動画に合わせて、「桜ずきんちゃん」のメンバーのリードで、「頭を守って」「笑われたって怖がるよ」と合唱していた。

深川園長は「普段から避難訓練はしているが、園児らがこんなに楽しく防災を学べて良かった。家でも家族に話してくれると思う」と話していた。