ジョイマン「不正商品撲滅」 鈴鹿で、お笑いコンビ ギャグ交え呼びかけ

【不正商品の撲滅を呼びかけるジョイマンの(右から)池谷さんと高木さん=鈴鹿市庄野羽山4丁目のイオンモール鈴鹿で】

【鈴鹿】不正商品対策協議会は15日、三重県鈴鹿市庄野羽山4丁目のイオンモール鈴鹿で「不正商品撲滅キャンペーン『ほんと?ホント!フェアin三重』」を開いた。人気お笑いコンビ、ジョイマンの高木晋哉さんと池谷和志さんが偽ブランド品などの不正な商品を利用しないよう呼びかけた。

同協議会は知的財産の保護と不正商品の排除を目的に昭和61年に設立。イベントなどを通じて、全国各地で偽キャラクター品や海賊版サイトなどを使用しないよう呼びかけている。

「ほんと?ホント!フェア」はこの日が県内で初開催。高木さんが独特のラップ調で「不正商品撲滅。僕誕生日仏滅」とイベント用に用意したギャグを約400人の来場者らに披露し、会場を盛り上げた。

その後「不正商品撲滅キャンペーン一日応援隊長」に任命されたジョイマンの2人は協議会の後藤健郎事務局長から任命状を渡され、高木さんが「ありがとう。シシトウ」と受け取った。

池谷さんは「映像や音楽などが不正コピーされることは悲しい」と述べ、高木さんは「不正商品や違法ダウンロードがいけないと訴え、明るく健全な社会になることを目指して、頑張ります。ニジマス」と話した。

県警生活環境課によると、県警は昨年までの5年間で、商標法違反と著作権法違反の疑いで計58件、12人を摘発している。