
【亀山】三重県亀山市安坂山町の石水渓キャンプ施設で15日、野外用テントサウナの体験会があった。訪れた人らはテントサウナを体感した。
同市内の観光地域づくりに取り組む一般社団法人「DMOカメヤマモデル」(同市関町新所)と同施設を管理、運営する市地域社会振興会(同市東御幸町)、カメヤマテックアウトドア体験チーム(同市白木町)の3者が主催。
体験会を通じて、家族連れや友人、会社の仲間同士などグループが屋外で気軽に楽しめるテントサウナを知ってもらい、景勝地「石水渓」を新たな観光資源にするのが目的。
この日は、「DMOカメヤマモデル」の田中宏明さん(62)と同振興会職員、同施設の管理者ら計7人が、テントサウナ(間口2メートル、奥行き2メートル)を設営し、まきストーブで火を起こした。また、着替え用のテントとくつろげるイスも用意した。
石水渓に遊びに来た男性1人、女性2人のいずれも大学1年生の若者3人組の男性は「テントサウナで十分間汗を流した後、水深の浅い池で体を冷やした。熱かったけど気持ちよかった」とサウナに満足していた。
16日から、テントサウナとまきストーブ、着替え用テント、イス3脚の道具一式を貸出しする。まきは持参もしくは同施設で購入。利用は午前10時―午後3時、午後4時―同10時のいずれかで要予約。
専用QRコード(二次元コード)で会員登録をすると、通常レンタル料税込み1万5千円が1万円で利用できる。

同振興会職員は「基本、テントの設営は利用者にしていただき、午後4時からの利用者は、テントをたたんで返却していただく」とし、「施設でバーベキューを楽しみながら、サウナも楽しんで」と呼びかけていた。
申し込み、問い合わせは同施設(午前8時半―午後5時)=電話0595(85)2800=へ。