【四日市】夏の交通安全県民運動期間(20日まで)で高齢者交通安全の日と重なった15日、三重県警四日市南署は同市日永の日永カヨー1階中央広場で「交通安全フェスタ」を開いた。同署員と南地区交通安全協会員ら18人が、買い物客らに体験を通して交通安全を呼びかけた。
参加者らは、会場に設置した左右と後方確認モニターを装備し、車と人の動きを注意しながら走行する行動を音声で促す「自転車シミュレーター」や、俊敏性を測定する「クイックアラーム」、ゴーグルを付けて歩行する飲酒疑似体験などに次々と挑戦していた。
自転車シミュレーターを体験した萩野治文さん(61)は、「確認の大切さがよく分かった」、クイックアラームに挑戦した小林みどりさん(69)は、「もぐらたたきみたいで楽しかった。結果が15歳も若く出てうれしかった」と、それぞれ話していた。
また、白バイの展示コーナーでは、子どもたちが警察官の制服を着て試乗体験を楽しむ姿を保護者らがスマートフォンで撮影していた。