伊勢新聞

いのちの電話、相談員養成の講座生募集

三重いのちの電話協会は相談者のさまざまな悩みを傾聴する第15期生ボランティア電話相談員養成講座の受講者を募集している。20―68歳が対象で募集人数は30人。開講期間は10月―令和7年12月の各月3回程度。募集期間は9月15日まで(当日消印有効)で、7月21日午後1時半―同2時半、津市羽所町のアスト津3階ミーティングルームで事前説明会(申し込み不要)がある。

同協会によると、警察庁の自殺統計で昨年日本の自殺者は2万1837人、県は305人で横ばいとなっている。

同協会は平成13年の開局から今年3月末までの総受信相談件数は通常電話、フリーダイヤル合わせて16万3593件。現在49人のボランティア電話相談員が5、6人交代で対応しているが深刻な内容が多く、話し中でつながりにくい状況が続いている。

同協会の相談員は専門家による所定の研修を修了後審査のうえ認定される。認定後は月3回以上、1回3時間程度電話相談を担当する。

講義は津市内の会場で期間中の主に木曜午後7時―同9時、実習は主に土曜午後2時―同5時に開講する。受講料は申込手数料2千円、第一課程3万円(別途一泊研修費が必要)、第二課程2万円。

問い合わせは同協会事務局=電話059(213)3975(平日午後1時―同4時)=へ。