高虎ガールズ「全力で」 学童軟式野球向け 津市長に抱負

【前葉市長(右)に大会への抱負を語った三重高虎ガールズの選手ら=津市役所で】

【津】金沢市民球場(同市)などで27日に始まる「NPBガールズトーナメント2024 全日本女子学童軟式野球大会」に県代表として出場する三重高虎ガールズ小学部(津市)の選手らが16日、津市役所を訪れ、前葉泰幸市長に抱負を語った。

同部は毎年、鈴鹿市以南の野球チームに所属する女子児童らを集めて大会前に結成している。今季は15人で県大会に挑み、5月25日の決勝で三泗ドリームガールズ(四日市市)に9―7で競り勝ち、2年ぶり11回目の全国大会出場を決めた。

この日は、稲垣遥香さん(11)、藤川楓さん(12)、黒木咲羽さん(10)と前川航監督が市役所を訪問。主将の稲垣さんは「勝っても負けても全力でプレーしたい」と語り、3選手とも優勝を目標に掲げた。

前葉市長は「普段は別のチームで戦うが、野球をやりたいという気持ちは同じ。頑張ってください」と激励した。

同部は28日、かほく市高松野球場(石川県かほく市)で、山口Saikyoガールズ(山口県代表)とビクトリア長崎(長崎県代表)の勝者と初戦を迎える。