「のぼり鮎」内宮に奉納 大紀町の大内山川漁協 三重

【「大内山川のぼり鮎」を入れた木おけを担いで宇治橋を渡る組合員ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県大紀町の大内山川漁業協同組合(渡邊典浩組合長)は14日、町内を流れる宮川最大の支流「大内山川」で捕れたブランドアユ「大内山川のぼり鮎」を、伊勢市の伊勢神宮内宮に奉納した。

自然の恵みに感謝し、漁業の発展などを願って平成30年から実施。今年は7月13日に開いた友釣り大会「大内山川名人杯」で、参加者らが釣り上げたアユ110匹を奉納した。

この日は、そろいの法被姿の組合員と関係者10人が参列。アユを入れた木おけを担いで宇治橋を渡り、神楽殿に納めた。

渡邊組合長は「継続して奉納することで漁業の発展や安心につながる。豊かな河川環境を次世代に残せるように頑張っていきたい」と話した。