尾鷲でツキノワグマ目撃 市が注意呼びかけ 三重

【尾鷲】14日午前8時25分ごろ、三重県尾鷲市南浦の国道42号で、ツキノワグマを目撃したと、車で走行中の男性から市役所に連絡があった。市はクマに注意するよう呼びかけている。

市によると、男性はツキノワグマが山側のコンクリートフェンス上に座っているのを目撃したという。男性は一度通り過ぎた後、再び戻ったがクマはおらず、行方は分かっていない。

現場は尾鷲南インターチェンジの近くで、付近に民家などはない。市は周辺に目撃情報に関するポスターを設置。防災行政無線で注意を呼びかけた。当面の間、パトロールを実施するなどして警戒に当たる方針。