伊勢新聞

松阪祇園まつり始まる 「チョーサヤ」の掛け声響く 三重

【松阪神社を出発するみこし=松阪市殿町で】

【松阪】松阪祇園まつり(三重県の松阪市観光協会主催)が13日、同市中心商店街一帯で始まった。市街地の3神社のみこしが市中心部に繰り出し、「チョーサヤ」の掛け声が響き渡った。14日まで。

松阪に夏の訪れを告げる祭典。松阪(殿町)、御厨(みくりや)(本町)、八雲(日野町)の「三社みこし」が担ぎ手の「チョーサヤ、チョーサヤ」の掛け声とともに各神社を出発した。チョーサヤは「千代に栄えよ」の意味といわれる。

市街地を練り歩き、市中心部の日野町交差点に集まる「練り込み」では、みこしを頭上に担ぎ上げる、傾ける、回すなど見せ場をつくった。

14日は日野町交差点の中央ステージで「松阪鈴おどり」などのダンスイベントを開き、市無形民俗文化財「松阪しょんがい音頭と踊り」や「松阪しょんがいソーラン」を披露する。