温帯スイレン満開 赤塚植物園レッドヒルヒーサーの森

【池一面に咲くスイレン=津市高野尾町の「レッドヒルヒーサーの森」で】

【津】津市高野尾町の赤塚植物園が運営する里山庭園「レッドヒルヒーサーの森」のスイレン池で、温帯スイレンが見頃を迎えている。約1500平方メートルの池の水面に白、ピンク、黄などの花がかれんに浮かんでいる。

同庭園のスイレン池は印象派の画家クロード・モネの絵画のイメージで造られており、6―9月に花開く温帯スイレンと、7月末から花茎を長く伸ばして咲く熱帯スイレン合わせて19種約千株がある。

現在はは池一面に直径10―15センチの温帯スイレンの花を見ることができる。黄色で八重のプッタラクサー、赤と黄色の混色ワンビサなど珍しい種類もある。

同社観光営業部の代々和生部長(45)によると午後には花が閉じてしまうといい「温帯スイレンは年々ボリュームある花数になっているが知らない方が多い。朝のきれいな花を見ていただけたら」と来場を呼びかけた。

入場料は9月末まで500円。木曜定休(8月15日―9月12日は土日祝日のみ営業)。問い合わせは同庭園=電話059(230)7789=へ。