桑名市社協に11万2千円寄付 桑名三重信金とフコクしんらい生命、共同で 

【目録を手にする(左から)平塚理事長、川瀬会長、辺見取締役=桑名市大央町で】

【桑名】桑名三重信用金庫(平塚信行理事長)とフコクしんらい生命(東京都新宿区)は10日、桑名市社会福祉協議会(川瀬みち代会長)に対し、11万2千円を共同で寄付した。共同寄付は初めて。

共同寄付は、同信金のSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みとして、また地域社会貢献の一環として実施。同社の保険商品を同信金が1件販売するごとに1000円を公共性・公益性の高い組織に寄付する仕組み。

同信金は令和5年度の取り組みの結果として5万6千円を市社協に寄付。同社も同信金と同額を拠出して寄付し、寄付額は合計で11万2千円となった。

この日、桑名市大央町の同信金本店で寄付金の贈呈式があり、同信金の平塚理事長と同社の辺見直樹取締役が、市社協の川瀬会長に寄付金の目録を贈った。

川瀬会長は「しっかり大切に使わせていただく。子どもたちが自分で税金を払える人になるように、養育に力を入れている。持続可能な地域社会づくりのために、今後も末永いお付き合いを」と謝意を述べた。

平塚理事長は「地域の福祉活動推進に少しでもお役立ていただければ。今後も共に歩んでいけることを願っている」とあいさつ。

辺見取締役は「寄付する立場ではあるが、商品を販売してもらった結果であり、営業活動に敬意を表するとともに、感謝の気持ちでいっぱい。地域のお役に立てることはうれしいし、今後も地域とともに歩んでいきたい」と話していた。