地域ぐるみで交通安全・防犯へ 亀山で教室、児童と地域住民ら参加 三重

【クイックアームを体験する児童(右端)=亀山市関町泉ヶ丘の関文化交流センターで】

【亀山】亀山市関宿まちづくり協議会(横山正会長)は10日、三重県亀山市関町泉ケ丘の関文化交流センターで、「地域ぐるみの交通安全・防犯講習教室」を開いた。

昨年に続き2回目の同教室は、亀山署と亀山地区交通安全協会、防犯協会が協力。市立関小学校1、2年生計72人と、関地区住民ら20人が参加し、同署交通課長と生活安全課長が、交通安全と防犯について講話した。

また、俊敏性を養う「クイックアーム」を使った反射神経体験や、自転車の正しいヘルメットの着用指導のほか、地域住民と児童らが一緒に横断歩道を渡る体験もあった。

小学1年生の小坂直哉さん(7つ)は「登下校時など普段から、道路は右側を歩いている。信号機のある横断歩道では、歩行用の信号機の青を確認して、右、左、右を見て安全を確認して渡っている」と話していた。

横山会長(80)は「自分の身は自分で守る意識を持つこと。将来を担う地域の子どもたちを守るのも協議会の役目です」と見守っていた。