現金600万円の投資詐欺被害 熊野の男性、著名な投資家を名乗る人物に

【熊野】三重県警熊野署は10日、熊野市の60代男性がSNS(交流サイト)を通じて知り合った著名な投資家を名乗る人物に、現金600万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は4月ごろ、LINE(ライン)で著名な投資家を装ったアカウントを登録。FX(外国為替証拠金取引)投資や投資サイトの使用を勧められた。

男性は同月29日―5月10日、8回にわたって投資名目で現金600万円を指定された口座に振り込み、だまし取られた。利益を引き出せないことから、不審に思って同署に相談した。