伊勢新聞

パールズ選手、園児らもパレードに参加 夏の交通安全県民運動、四日市市民に呼びかけ 三重

【交通安全を呼び掛けるパレード=四日市市鵜の森で】

【四日市】夏の交通安全県民運動(11日から20日までの10日間)を前に三重県警四日市南署(中西通署長)は10日、「子どもと高齢者の交通事故防止」などをスローガンに、四日市市安島の市民公園前から鵜の森2丁目までを130人余がパレードし、広く市民に呼びかけた。

決起集会で、中西署長は「事故根絶のため取り締まりを強化し、交通安全の輪を広げよう」、舘英次副市長は「啓発によって少しでも事故を減らそう」と、それぞれ話した。

一日警察署長を務めた勝島朱夏里さんら、地元女子ラグビーチーム「PEARLS」の選手5人が「交通安全」と書かれたボールを蹴ってキックオフ。県警のマスコットキャラクター「ミーポくん」がトライを決め、交通安全子ども自転車県大会で優勝した内部東小6年の児童4人が交通安全宣言をした。

署長と舘副市長を先頭に、「交通安全運動実施中」の横断幕を持ったたいすい中央保育園児と鼓隊演奏をするたいすい保育園児、「PEARLS」の選手、関係団体からの参加者らが歩道を、内部東小児童は自転車道、パトカーや広報車は車道をパレードした。