「美里アートクラブ」が絵画展 津、講師の倉岡さんの作品も

【作品を紹介する(右から)今瀬代表、倉岡講師=津市美里町の美里ふるさと資料館で】

【津】三重県津市美里町の絵画愛好家で作る「美里アートクラブ」の作品展が、同町の美里ふるさと資料館で開かれている。いずれも同町の60―80代の女性4人と講師で絵画公募団体独立美術協会会員の倉岡雅さん(72)の作品計16点を展示している。8月に作品を一部入れ替え、同25日まで。月曜(祝日の場合は翌日)休館。

同クラブは平成元年に始まった有志のサークルで、町内の高宮公民館で月2回、油彩、水彩、パステルなど好きな画材で描いており作品展は約1年半ぶりとなる。

皆で出かけた亀山市内の風景は、沈下橋のある川をそれぞれの構図で描いた。頭骨と瓶など静物のほか、花器に生けた花もある。倉岡さんは女性の人物画などを出品している。

代表の今瀬永利子さん(72)は「倉岡先生は全体のバランスや補色の使い方など助言を頂いている。同じものを描いても出来上がりが皆違うところに注目してほしい」と話した。