兵庫三重県人会が神戸で開催

【あいさつをする和手会長】

兵庫三重県人会(和手甚京会長)の令和6年度総会と懇親会が7日、神戸市のANAクラウンプラザホテル神戸で開かれ、兵庫県在住の県出身者など35人が参加した。

和手会長は「今日は七夕。彦星と織姫のように、1年に1度しか会えない人もいるので、今日は三重県人の絆をしっかり深めてほしい」とあいさつ。

総会では、甲子園県代表校激励会や関西三重県人の集いなど令和6年度活動計画案を含む4議案が可決承認された。

来賓あいさつで、盛山正仁文部科学大臣は「文科省はスポーツを通じてみなさんの健康寿命が伸びるようにお手伝いもしている」と話し、「ぜひ見てほしい」と室伏広治スポーツ庁長官が考案した誰でもできる11種のエクササイズ動画を紹介した。藤井理江三重県関西事務所長からは一見勝之知事からのメッセージとして、大阪・関西万博を好機として県への観光誘客につなげるために協力や支援を求める旨などが代読された。

懇親会では万協製薬(多気町)の松浦信男社長による『人に必要とされる会社をつくる』と題した講演が行われたほか、津市出身で今秋に百歳を迎える戸澤又丰さんに花束など記念品が贈られ、参加者全員で白寿を祝った。元芦屋市長の山中健さんによるマジックショーも行われ、千円札を手でもんで1万円札に代える手品などを披露し、会場を盛り上げていた。