チャレンジャー精神で挑む パリ五輪フェンシング代表 山田優選手が鳥羽市長を表敬訪問

【中村市長(右)に活躍を誓った山田選手=鳥羽市役所で】

【鳥羽】26日に開幕するパリ五輪のフェンシング男子エペ日本代表で、鳥羽市出身の山田優選手(30)=山一商事=が8日、鳥羽市の中村欣一郎市長を表敬訪問し、「前回は開催国枠で出て金メダルを獲得したが、今回は自力でとった出場権。チャレンジャー精神で挑み、全力で楽しみたい」と意気込みを語った。

山田選手は、男子エペ団体で金メダルを獲得した東京五輪に続いて2大会連続の出場。10日に日本を出発し、フランスで事前合宿を行った後、選手村に移動し、開会式に参加する。28日から男子エペ個人、8月2日から男子エペ団体の試合に出場する予定。

中村市長は「本番まで体調をしっかり整えて練習の成果を発揮されることを祈念している」と激励。市民らでつくる「山田優選手を応援する会」が花束を贈った。

山田選手はパリ五輪出場を記念して作ったタオルにサインをして中村市長に手渡し、「応援がすごく心強い。今回もしっかり頑張ってメダルを持って帰ってくるので、応援をよろしくお願いします」と活躍を誓った。

市は鳥羽駅前の商業施設「鳥羽一番街」に懸垂幕を設置予定。「鳥羽のオリンピック選手を応援する会」は山田選手に応援幕を贈るほか、19日―8月3日まで鳥羽ショッピングプラザ「ハロー」など3カ所に、山田選手の等身大パネルなどを設置した特設ブースを設ける。