鈴鹿8耐に向け花壇準備 四日市農芸高が作業 三重

【花壇に花を植える生徒ら=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで】

【鈴鹿】19日に鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで開幕する「鈴鹿八時間耐久ロードレース」を前に、四日市市河原田町の県立四日市農芸高校農業科学科施設園芸コースの二、三年生計21人が8日、会場のグランドスタンド前で花壇づくりをした。

花壇は縦約3メートル、横約10メートルの大きさ。「SUZUKA 8h」の文字と、余白部分にチェッカーフラッグの模様をデザインし、赤や黄色のケイトウ、ピンクや白のニチニチソウなど計約1500株で表現。

観戦客をもてなそうと、同サーキットが同校に依頼し、3年の矢野遥さん(18)がデザインを考案した。

この日は有志の2年生2人と3年生19人が参加。生徒らは花の高さがそろうように気を配りながら、丁寧に一苗ずつ鉢から移し変えた。

矢野さんは「明るい気持ちになれるよう、配色などを工夫した。たくさんの人に喜んでもらえれば」と話した。